Mステでトレンド入り

1月29日、リトグリは、Mステに出演し、ゴスペラーズの『永遠に』カヴァーと『好きだ。』を歌った。

今回も反響は大きく、ツイッタートレンド入りした。

ツイッタートレンドそのものは、過去の状況を調べることは難しいが、ついっぷるトレンドでは、簡単に表示される。
ついっぷるトレンドは、ツイートをサンプリングしたもので、ツイッタートレンドとは集計基準に若干の差異はあるが、おおよその傾向をつかむことができる。


ついっぷるトレンドの『有名人』の部の重要性

リトグリにとって、いや、多くの芸能人にとっては、ツイッタートレンドよりも、さらに大きな意味があるのが、ついっぷるトレンドの『有名人』の部だ。

ついっぷるトレンドでは、『HOT!』の項目が、ツイッタートレンドに近い。
これは、単純にワードで集計している。『リトグリ』と『リトルグリーモンスター』は別のワードとして集計されてしまう。ツイッタートレンドも同様だ。
一方、『有名人』の部は、その有名人ごとに、略称などもとりまとめて集計される。

したがって、ビデオリサーチ社のTwitterTV指標に近い。TwitterTV指標は、放送前後72時間の指標だが、ついっぷるトレンドで見れば、リアルタイムの反響を知ることもできる。TwitterTV指標よりも、リアルタイム視聴率や潜在視聴率のデータをあるていど推測できる。

ツイッター利用者は若年層が多いので、中高年向けの番組では、トレンドになりにくい。そういった意味では、中高年向けの番組ではfacebookでデータをとった方が良いかもしれない。ただ、facebookは、リアルタイム性が低くTVやラジオなどのリアルタイムメディアとの相性が悪いので、リアルタイム視聴率への影響はかなり低い。


ついっぷるトレンド『有名人』の部

本題に戻る。
では、ついっぷるトレンド『有名人』の部の状況をご覧いただきたい。
Mステが放送された1月29日の21時と22時の状況をキャプチャした。それぞれ直近2時間のツイート状況がサンプリング集計され、グラフ表示される。

まずは、21時。
   ↓
WS000466


続いては、22時
     ↓
WS000467


リトグリは、数字を持っている。

以上のデータから、わかったことがある。それは、リトグリは数字(潜在視聴率)を持っているということだ。

21時と22時の直近2時間のデータによると、リトグリのランキングは、2位と3位だ。
これは、同時間帯にツイートされたあらゆる芸能人のうち、2位と3位のツイート数だったことを意味する。この数字は、TwitterTV指標にも色濃く反映されるのは言うまでもないが、潜在視聴率にも大きく影響するはずだ。グラフをご覧いただければわかるが、ツイートのほとんどは番組の放送時間中だ。リアルタイム視聴率との相関度は、TwitterTV指標(放送前後72時間)よりも、大きい。

リアルタイム視聴率や潜在視聴率、TwitterTV指標などのデータは、マスコミ関係者なら誰でも持っているデータではない。しょうみ、お高いのよ。また、潜在視聴率は、半年ごとなので、今が旬のデータを知るためには、古い。そこで、それを補完するために、いくつかのデータを参照している。
タレントごとに、誰が、今、どの程度の数字(潜在視聴率)を持っているかを、推定する有効なデータが、このついっぷるトレンドだ。

今回、リトグリのMステ出演でわかったことは、ただ単に数字を持っているだけではない。

リトグリは、今回のMステ出演者の中で2番目に数字を持っている。

前回の出演では、初出演だったこともあり、トレンドにも初物効果が反映されていた。
今回は、2度目の出演だ。今回の数字で、本物であることが証明された。

番組へのキャスティングは、さまざまな大人の事情もあるので、この数字がただちに反映されるとは限らない。
ただ、大人の事情ばかりを優先して、視聴者をかえりみないと、視聴率は落ちていく。
大人の事情ではなく、視聴率を重視してキャスティングする際には、少なくとも音楽番組に関しては、この数字は無視できない。


Mステの反響をチェックするために、リトグリ関連のツイートをチェックしていたら、アンチが、わざわざキーワード入れてツイートしてたけど、自分がリトグリのランキング入りに貢献してるなんてわからんのだろうね。
例えて言うなら、リトグリが嫌いだからって、CDの買い占め運動をして、オリコンランキング入りしちゃったって感じ。リアルな世界なら、わかりやすいのに、インターネットだと、行為による結果が、想像つかないんだろう。
ちょいと賢ければ、想像つきそうなもんだが、ツイッターはバカッターと呼ばれるほど、馬鹿を判別するのに効果的なSNSだから、あぶりだされちゃうんだよ。
とはいえ、リトグリにとっては、大変ありがたいことだ。
次の機会にも、ぜひ、ご協力いただきたい。

ガオラーのみなさんは、この記事を、アンチに送らないでね。これに気が付かなければ、次もやってくれるはずだから。



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