リトグリは、武道館公演を終えた。

武道館公演のレポートを書く前に、今後のロードマップを国内と海外に分けて解説しよう。

何の根拠もない推測だ。

日本国内ロードマップ


2017年 秋ツアー

今年の秋ツアーでは、東京・名古屋・大阪・神戸・福岡・広島など主要都市に加え、リトグリがまだホールでの単独コンサートをしていない道県でライブをするだろう。これで、この秋には、全ての都道府県で、何らかの形でライブを済ませることになる。いわゆる全国区達成だ。
ホールは全部2daysになるはず。
北海道でのホールコンサートがあるだろうね。
なんで、北海道があるかわかるかって?

1月に発売されたアルバム、Joyful monsterの北海道限定企画あったよね。
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【「Joyful Monster」北海道限定企画!】アサヒの地元・北海道地元応援!オリジナルグッズプレゼント企画実施!

これは、まさに北海道でのホールコンサートの瀬踏みだ。
ファンクラブの登録者数も重要なのだが、ファンクラブ以外に、どれだけの動員ができるかを読む際には、こういう企画の応募者数で、読むことができる。また、この企画で、この夏の北海道でのリリースイベントの成否も瀬踏みできる。
え?
なんで、私が、そんな成否がわかるかって?

伊達に宣伝屋を生業にしてるわけではない。
googleトレンドだ。北海道、特に札幌市でのインタレスト(関心度)が高い。1月27日現在
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WS000991
googleトレンドのバグなのか仕様なのかわからないが、このような画像を埋め込むことができないので、キャプチャした。(画像元はgoogleトレンド

日本の都市のうち、札幌市での関心度は、第5位だ。
また、都道府県ごとに比べた場合でも、北海道は第13位となる。
札幌でホールコンサートをやらずして、どこでやるよって状態だ。
1年前には会場をおさえたいところなので、時期的には、ギリギリの判断だろう。
北海道札幌でのライブは、アサヒの悲願でもある。
北海道は交通費もかかるし、動員もしにくいので、難しい場所なんだが、アサヒの地元なんだから、もっと重点を置いても良い。将来的に、札幌でのアリーナや、5大ドームツアーをやる場合、北海道での動員がネックになってくることが多いので、今のうちから、リリースイベントやホールコンサートを行い、ファン層の拡大に努めるのが良い。
この秋だと、ニトリ文化ホール(2300席)とか札幌コンサートホールkitara(2008席)辺りかな。うーん、リトグリには、まだちょっと大きいかな、
わくわくホリデーホール(1500席)あたりかな。
それまでに、北海道で、できれば札幌で、フェスへの出演やメディア出演、リリースイベントなどをして、ファン層を拡大しておきたい。


一方、東名阪は、もしかしたら、アリーナクラスかもしれない。東京近郊なら、代々木第一体育館(1万3千人)、横浜アリーナ(1万7千人)あたり、さいたまスーパーアリーナをアリーナモード(2万2千人)って手もある。大阪は大阪城ホール(1万6千人)、名古屋は日本ガイシホール(1万人)。
大阪城ホールは、今日(1月24日)放送のMBS「ちちんぷいぷい」でも話が出ていた。現時点でも、大阪城ホール1dayなら軽く埋まるでしょう。
ただ、アリーナでの開催を1日だけの1dayアリーナは、会場設営の関係で収益性が低い。ステージも設営しなくちゃならないし、アリーナの客席も設営しなくちゃならない。リトグリの場合、ステージはシンプルなものなので、ホールなら、ほぼ、音響と照明だけで済む。
先日の武道館のように、前後に他のアーティストが公演をするなら、リトグリが1day借りることもありえる。借りるというか、共同というか、使いまわしだ。客席とステージの基礎を使いまわせるだけで、ずいぶんと違う。
例えば、先日のリトグリ武道館公演では、エレファントカシマシ、ボイメン、リトグリと3日連続だった。これは客席やステージの基礎部分は使いまわしていた。照明や音響なども、かなりの部分を共有していたはずだ。こうすることで、経費を抑えることができる。
リトグリが、それぞれのアリーナを2daysできるかというと、2017年の秋では微妙なんだよね。リトグリの運営は、わりと慎重なので、おそらくこの段階でのアリーナ2daysは、やらないだろう。
そうすると東名阪もホールで2daysかな。
東京国際フォーラムA(5012席)とか、パシフィコ横浜国立大ホール(4538席)、渋谷NHKホール(3677席)とか、東京ドームシティホール(3000席)とか、大きいホールで2daysをやるだろう。NHKホールを皮切りに、追加で、東京国際フォーラム2daysでラストとかね。

ツアー規模によるが、このあたりで、ライブ動員累計20万人が見えてくるはず。
累計はそんなに意味のある数字でもないが、20という数に、こだわってみた。


2018年 春ツアー

東名阪はアリーナ2daysだろうね。横浜アリーナを皮切りに、名古屋日本ガイシホール(1万人)、大阪城ホール(1万6千人)に回って、ラストをさいたまスーパーアリーナのアリーナモード(2万2千人)でも良いんじゃない?
一般的には、東名阪をやる場合、大阪や名古屋の動員が心配になるんだが、リトグリの場合は、全く問題ない。
大阪は、メンバー4人の地元だし、MBSの番組をはじめとして、メディア出演も多い。名古屋の動員も全く問題ないだろう。名古屋は、東海ラジオ「ハモれでぃお」のおかげかな、ラジオ出演も多いし、ラジオ局の関連イベントにも出演している。リトグリのファン層で、10代女子率が最も高いのが名古屋だ。日本ガイシホールは交通アクセスが良い(最寄りの駅から徒歩3分)ので、終演時刻が遅くならないように気を付ければ、動員の心配は全くない。

他の地方都市は、まだホール2daysかな。
10都市のホールを2daysで回ると、約1万5千人。
東名阪アリーナも合わせて、約8万人だ。

一般的には、コンサートの演出の関係で、ツアーのうち、一部がアリーナで、残りがホールのように、会場規模が違いすぎると、やりにくい。そのため、ツアーは、全部アリーナとか、全部ホールとか、まとめることが多い。
だが、今度の武道館で思ったんだが、リトグリの場合、アリーナだろうとホールだろうと、関係ない。ステージや演出はシンプルかつ最低限で大丈夫だ。というか、むしろその方が、歌が届く。
だから、アリーナやホールが混在していても、それほど大きな問題にはならないだろう。

2018年は年間20万人動員をめざすことになるかな。
年間20万人を動員すると、動員人数で日本のトップ50圏内に入るだろう。

次のデータを見て欲しい。
日経エンタテインメントに掲載されていたコンサート動員力2016のデータ(NIKKEI STYLE)のうち、31位から50位をピックアップした。
       ↓
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年間20万人のコンサート動員を達成できれば、この表では、第39位のSexy Zoneより上で、第38位の防弾少年団の下に位置する。前後見てもらえればわかるが、そうそうたる顔ぶれだ。
2018年でも、20万人の動員を達成できれば、第40位前後には入るだろう。


2018年 秋ツアー

東名阪+神戸・福岡・広島・札幌・宮城あたりでアリーナ2daysかな。うーん、地方都市はまだ埋まらない気もする。かといって、1dayてのも収益性が悪い。
真駒内セキスイハイムアイスアリーナは、11500人だから、アサヒの地元とはいえ、けして小さいアリーナではない。
宮城のセキスイハイムスーパーアリーナは、7063人なんだけど、交通アクセスが悪い。
広島グリーンアリーナも8300人。
これらは、現在のリトグリの戦略では、
2daysアリーナは、まだ厳しいかもしれない。私がリトグリ担当なら、このアリーナに向けて、札幌・広島・宮城などで、マイクロインフルエンサー理論に基づき、着々とファン作りをしていくのだが、リトグリの運営にはそういった戦略性はない。


北海道札幌真駒内セキスイハイムアリーナ
11500
宮城
セキスイハイムスーパーアリーナ
7063
神奈川
横浜アリーナ
17000
埼玉
さいたまスーパーアリーナ
37000
愛知
日本ガイシホール
10000
大阪
大阪城ホール
16000
兵庫神戸ワールド記念ホール
9964
広島
広島グリーンアリーナ
8300
福岡
マリンメッセ福岡
13000
合計

129827
 (収容人数はコンサート会場座席表より)
全ての会場で2daysを行うと、約26万人となる。

まあ、広島・宮城あたりを抜いたとしても、単ツアー20万人で、春秋の2回ツアーして、年間40万人動員すると、トップ20圏内になる。

日経エンターテイメントからコンサート動員力2016のデータ(NIKKEI STYLE)を見てみよう。
  ↓
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年間40万人のコンサート動員を果たせば、この表では、第16位のPerfumeより上、第15位のDREAMS COME TRUEの下に位置する。

年間40万人のコンサート動員を果たせば、日本のトップ20位圏内だ。

地方は、大都市圏を除いてホールで堅実に行くかな。

2019年 正月

東京ドーム1day(45600人)もありかな。
ドームも設営の関係があるので、1dayだと収益性が悪い。
他のアーティストとうまく融通してもらえればありがたいんだけど。

2019年 春ツアー

アリーナ2daysで、東名阪+神戸・福岡・広島・札幌・宮城ぐらい。ラストはさいたまスーパーアリーナのスタジアムモード(3万7千)で2daysかな。

こうなると、年間動員人数50万人が見えてくる。動員人数で日本のトップ10圏内だろう。

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日経エンタテインメントコンサート動員力2016(NIKKEI STYLE)


2019年 秋ツアー

さあ、いよいよ東京ドーム2daysが見えてくるんだが、予想はこのあたりにまでにしておこう。

とりあえず、楽観的な予想をしておいた。


世界へのロードマップ

さて、上記の国内ロードマップと並行して、世界へのロードマップもある。

世界へはyoutubeかSNSをきっかけにブレイクすることになるだろう。
アメリカ起点となる可能性が80%、それ以外が20%だ。
アメリカメディアに取り上げられて、英語ベースの情報になれば、一気に世界へと拡散する。
世界戦略をどうするかは、youtubeやSNSでの反響を元に、決める必要がある。

youtubeやSNSでの反響が高ければ、一気にマジソン・スクエア・ガーデンも可能だ。
反響が全くなければ、一から積み上げていく必要がある。

世界ブレイクのきっかけは、youtubeかSNSと述べたが、その中でも重要なのは、youtubeだ。
ここがなければ、始まらない。
まず、youtubeで、ブレイクするための条件を整えてから、世界戦略のスタートだ。
残念ながら、まだリトグリはスタート地点に立つことさえ出来ていない。
リトグリのyoutubeは、2本立てになっている。国内向けのLittle Glee MonsterYTと、海外向けのLGMVEVOだ。
国内向けのLittle Glee MonsterYTは、ほとんどの動画で、海外からは観ることが出来ないように制限をかけてある。
また、海外向けのLGMVEVOは、日本からは観ることが出来ないように制限をかけてある。
現状では、リトグリのLGMVEVOは、スタッフの怠慢により、アメリカから観れるようにアップロードされた動画が2本しかない。本日現在で、『好きだ。』と『人生は一度きり』の2本だけだ。
次の画像は、LGMVEVOを日本から観た状態。動画は観ることはできない。
  ↓
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次の画像は、LGMVEVOをアメリカ合衆国カリフォルニア州から観た状態。
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「Sukida」を再生してみよう。
  ↓
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動画を埋め込んだ。日本から観ている人は、動画を再生できないはずだ。
  ↓




逆にアメリカ合衆国カリフォルニア州から、『Hop Step Jump!』Headphone Dance Movieを見ようとすると、
こうなる。(youtubeを日本語設定していた場合)
    ↓
 
WS000980

同じ動画を日本で観る場合には
  ↓
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動画をこの記事に埋め込んでおこう。
  ↓


こんな状況だ。

LGMVEVOの動画が日本から観れないように制限してるのをいいことに、リトグリのスタッフが怠けているとしか思えない。
こんな怠慢なスタッフは、そのうちにリトグリの担当から外されるだろう。スタッフが代われば、こっち方面もチカラを入れてくる。
そうすると、PPAPやBABYMETALのようなyoutubeからの世界ブレイクの可能性が出てくる。

やっぱり、リトグリの世界戦略には、私のようなアドバイザーが必要でしょう。
youtubeやSNSなどインターネットでどのような情報を発信するかは、世界戦略にはかなり重要。

SNSでリトグリに関する情報を、タイムリーに配信するためには、世界ツアーにもリトグリメンバーと随行する必要がある。
もちろん、manakaとも一緒だ

あぁ、リトグリメンバーに随行して世界ツアーを一緒に回りたい!

あぁ、リトグリメンバーに随行して、ニューヨークMSG(マジソン・スクエア・ガーデン)を皮切りに、ロンドン・ウェンブリーアリーナや、各国の著名なアリーナを回りたい!

そうしたら、manakaと…

manakaと…

manakaと…

え? 私が随行すると、一人分、余計に経費が掛かる?

宿泊費が半端じゃない?

ご心配なく!
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  ↓
ホテルの部屋は、manakaと同じでいいからぁぁぁ!!!



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