え?

リトグリのハモリが心地よく響く理由だって?

理由は、3つある。
      ↓
  1. manakaがかわいいから
  2. manakaがかわいいから
  3. manakaがかわいいから←(ここ重要)

冗談はさておき、「永遠に」解説の番外編が追加された。


今回も、情報をツイートで教えてもらったので、紹介しておこう。

    ↓



以前に掲載して好評だった記事の続編にあたる。
   ↓

「youtubeに掲載されたリトグリ『永遠に』のハモリ解説が好評」



youtubeに投稿されたb4itis2lateさんの解説だ。
画像と動画による解説は、私が加えた。
ちょっと今回は一点だけどうしてもまた言いたいことができたので番外編として投稿させて下さい。

彼女達はピアノより音程正確だと別の個所に投稿しました。簡単に言うとそういう事に集約されるのですが、それだと単に大げさな表現をしているだけともとられるので(ってか99%そうとられると思いますが)興味のある方だけに向けて説明させて下さい。

 発端は2:18のアサヒの「きこえた」の「たー」が私にとってとても美しく響いたので、とりあえず私は「アサヒは感情が乗っていてすばらしいです」とだけ書いたのですが、もう一回聴き直したところで、まてよ、ひょっとして、、、と思い、YAMAHAのTDM-75なる、多機能かつ高性能だけどデカいのであまり実践向きではないチューニングメーターを引っ張り出し、いろいろやってみました。で、結果としてほぼ私が予測したとおりの実証結果となりました。

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アサヒは6人の中では多分一番声量が無いと思います。でもアサヒの声が好きだという人は結構多いです。それは皆さん情緒があるとか感情が豊かだという意見をされます。それって音楽的にはどういう事なのでしょうかね?
リトグリのバックで鳴っているバンドの音、それは鍵盤楽器であれフレットつきの弦楽器であれ、その音階は平均律でチューニングされております。詳しくはwikiで調べてもらえばいいのですが、要するに楽器をどんな調にも、或いはコード進行にも連続して対応させるためにヨーロッパ人が何百年にもわたってたどり着いた妥協点なのです。その妥協点を使って現在の音楽は構成されてます。

もう少し和音の観点から詳しく言うと、例えば長3和音、ハ長調でいえばドミソの和音はその周波数比は4:5:6になっているので人はそれを聴くと安定した気持ち良さが得られるのです。だからドの音が3回振動した際はソの振動に必ず出会うし5回振動すれば真中のミの音に出会います。次に短3和音、ラドミの場合は10:12:15言い換えれば(1/6:1/5:1/4)です。ラの音が3回振動すればミに出会うし、6回振動すれば真中のドの音に出会います。それでこれもまた人間は調和感を持ちます(これを純正律といいます)。しかしながらどの調でもそういう比にちゃんとなるように楽器を調律しようとしても、それは理論的にというか数学的に無理です。やろうと思ったら一音出したらチューニング、をのべつまくなしに繰り返すしかありません。それを、「まあ、こんくらいならほぼよくね?」の線でどの調にもコードにもやや近い線で対応するように考え出されたのが平均律です。



だから例えばピアノでラドミを出すとその周波数比は約10.00 :11.89 :14.98になります。どの調の短3音でも同じになるように数学的に調整した結果です。ミは結構近いのですがドはかなり違いますよね。でも我々の耳は結構その平均律の和音に慣らされています。フカフカのベッドで寝ると気持ちいいのですが、でも我々庶民はカチカチのせんべい布団(平均律和音)でもちゃんと熟睡できますよね、昔からそれで寝てるんだから、でもフカフカの高級綿布団と羽毛の掛布団(純正律和音)で寝るとやっぱり最高に気持ちいいんです。人間の体は正直なんです。


鍵盤楽器やフレット付き弦楽器は平均律にせざるを得ないのですが、人間の声はどうでしょうか? そうです、その数学的な制約から解き放たれます!どんな周波数の音もその時々に応じて自由に出せます!だってマニュアルでアナログなんですから

だからヨーロッパあたりの権威ある合唱団の権威ある指導者のおっちゃんは(おばちゃんもいますが)「おめーらピアノの音で練習すんじゃねー!音痴になるだろが!」などど言ってる人が多いようです。(中居君もピアノで練習しちゃったのでしょうか?)



さて、リトグリに戻ります。アサヒの「たー」の音を調べました。楽譜上ではGの音なのですが、チューニングメーターはGよりも10セント上を示しました。半音が100セントなので譜面上のGより半音の1/10高いのです。そんな微妙な音、とお思いかもしれませんが、いやいや、ほとんどの現代人は10セントの違いなら認識できることが実証されてます。ギターのチューニングが10セント違ってたら中学生でも直します。例えば身長150センチでいつもペッタンコの靴を履いているあなたの知り合いの女性が5センチのヒールを履いたら絶対気がつきますよね?あれ、今日は背が高めだなと。でも5センチって彼女の身長のたった30分の1なんですよ。そういう事だと思います。



で、このアサヒの「ター」はEmでの短3度なのです。そうです、短3和音の真ん中の音です。先ほどピアノの短3和音の周波数比は10.00 :11.89 :14.98で、人間が一番心地よい10:12:15に比べて真ん中の音が結構違うという事を言いましたがアサヒの様に真ん中の音を心もち上げると、、、そうです、人間がより心地よく感じる純正和音に近づいてるんです!じゃあなぜアサヒはそうしたのか、それはかれんが5度の音のBを出してて2人でハモってるからです。そこの短3度に彼女の思いを込める為に自然にたどり着いた+10セントだと思います。

同じ調のG音でも1度の長3和音の根音(例えばmanakaの2:49のでーー、これは1セントの違いもないG)とアサヒの6度マイナーでの短3度音のGとは本当は人間がここちよく思う周波数が微妙に違うんです



いってみればセンベイのようにカチカチになった敷布団とヨダレでガビガビになって湿った掛布団で寝ている我々を見て、アサヒはそっと起こさないようにそれをフカフカの綿布団と羽毛の掛布団に交換してくれた、我々は夢の中で、あ、なんかすごく気持ちいいな、、と感じながら惰眠をむさぼった、、、、ってとこでしょうか。

今回は判りやすかったのでアサヒの部分を例に出しましたが、みんな多かれ少なかれ同じことをやってると思います。でも彼女達はそんな事を理論的に考えながらやってるとは思えず、やはり本能的にやってるんだと思います。

例えば小学生のすごく可愛い女の子を通りすがりに見かけたとします。その子に対して「お嬢ちゃんが可愛いのは細胞分裂の過程において眼底部の発達と鼻孔の発達が理想的なバランスでなされており云々」と突然指摘したとします。多分その子の反応は「あ、、、お母さんが普段から気をつけなさいって言ってるヘンタイオジサンっていう人だ!!ぎゃーー助けてー!なんかされるーー!」だと思います。

だから私の立場はリトグリから見たらヘンタイオジサンです。よくいえば美しい昆虫を観察するときのファーブル、、、、いや、やっぱりヘンタイオジサンなんでしょう、だから本人達が目にしないよう相変わらずひっそり投稿してます。

というわけで、私もひっそりと投稿しました。

ちょっと待て。

リトグリのハモリが心地よく響く理由だって?

本当の理由は、3つある。
      ↓
  1. manakaがかわいいから
  2. manakaがかわいいから
  3. manakaがかわいいから←(ここ重要)
以上。

manakaと運命の赤い糸でつながってるヘンタイオジサンな俺様が言うんだから、間違いない! (キリッ


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