昨日(6/7)、NHK「うたコン」にリトグリが出演した。

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リトグリの100%は、こんなもんじゃないだろ。という出来だった。
いまのリトグリの実力を100%発揮できたとは言い難い。
65%ぐらいだ。
そういった意味で残念だった。

その理由は三つある。

1、manakaが可愛すぎたから。

2、manakaが可愛すぎたから。

3、manakaが可愛すぎたから。←(ここ重要)

冗談はさておき、3つの理由を挙げよう。

1、時間が短すぎたから。

2、守りに入ってしまったから。

3、manakaが可愛すぎたから。←(ここ重要)

では、3つの理由について、解説する。


1、時間が短すぎたから。

歌唱時間は、2分ちょっとだ。リトグリの魅力を伝えるには、短すぎた。
アレンジはINSPiの吉田圭介さんだ。

リトグリのハーモニーの魅力と、メンバーそれぞれの魅力を盛り込みたい気持ちはわかる。
だが、それには時間が足りなかった。

短い時間に、様々な要素を詰め込んだために、各パートが短くなってしまった。これにより、どのパートも、聴く人にとっては物足りなく、総花的で、こじんまりとまとまってしまった印象になった。

こういう短い時間の時には、ある程度の割り切りが必要だろう。
それこそ、リードヴォーカルは、かれんと麻珠に絞る、ハーモニーは上下三度。
こんな感じで、伝えたいリトグリの魅力を絞り込んでしまう。その方が、視聴者にリトグリの魅力が刺さりやすい。
もちろん、伝えたい魅力を絞り込めば、リトグリの魅力の一部しか伝わらない。だが、その後に、検索してYoutubeで観たり、他の番組でリトグリを視聴したりして、新たな魅力に気付いてもらえれば、それでいい。
むしろ、そうやって、新たな魅力を自分で発見することで、自らハマっていく。
他から与えられた情報により、ハマるケースよりも、自力で集めた情報によりハマるケースの方が、より深く、より長く、ハマる。

一般の視聴者にとっては、物足りないものだったが、耳の良い人にとっては、違ったものだったろう。
耳の良い人、すなわち、ハーモニーを聴き取ることができ、音楽の細かいところまで聴き分けることが出来る人にとっては、今回の「うたコン」でのリトグリの歌唱は、ちょうど幕の内弁当のような、一口ずつのものになった。
1ポンドのステーキをガッツリ食べたい人には、物足りなくても、数多いおかずを一口ずつ食べたい人には向いている。
今回のうたコン出演は、そういった意味で、時間こそ短かったものの、プロも含む音楽関係者に、リトグリの魅力を知らしめる良い機会になったかもしれない。





2、守りに入ってしまったから。

全体的な印象だが、綺麗に小さくまとまってしまった印象がある。
緊張してると同時に、失敗を恐れて守りに入ってしまった可能性がある。

音程とかを少しぐらい外そうが、声が裏返ろうが、大きな表現で、はじけた方が、聴く側に伝わる。
綺麗に小さくまとまってしまうと、そういった守りの気持ちが伝わってくる。

ただ、リトグリメンバーに、「Butterfly」で感情移入を求めるのは難しい。「Butterfly」は結婚式当日の心情を歌った曲だ。リトグリメンバーにとっては、結婚式は、まだ実感が湧かないだろう。
実感が湧くようになるには、友達が結婚したり、身近な人が結婚したりで、結婚式に参列する経験をしてからだ。あるいは、自分自身が結婚を考えるような恋愛をしてからだ。いずれにしても、まだ早い。

「Butterfly」は、わりと淡々と歌う歌だ。その点ではSuperfly 「愛をこめて花束を」とは対照的だ。
歌唱としては
「愛をこめて花束を」の方が難しいのだが、表現としては「Butterfly」の淡々とした中に感情を込める方が難しい。
リトグリメンバーには、経験の裏付けがないだけに難しかった。

そんな中でも、麻珠の歌唱は、さすがだった。
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なんというか、麻珠の溢れる感情が、伝わってくるんだよね。技術的に確かなのはもちろんのこと、それに加えて、感情表現の部分で、豊かな感情が感じられる。
吉田圭介さんが、麻珠パートを多めにとったのも、麻珠の歌唱を活かそうとしたのだろう。
うまく活かせていた。

余談だけど、近頃、麻珠の帽子が、なかなかいい感じなんだよね。
これまで、夏でもニットのウォッチキャップを通していて、暑苦しい感じがあった。近頃は、夏向けに、キャトルマンハットだったり、野球帽を後ろ前に被ったり、今回のように、マリンキャップもなかなかイケてる。
「帽子の子」とか、「夜間休日の子」と言われれば、麻珠だ。

リトグリのオリジナル曲は、10代女性の等身大の曲が多い。もちろん、この路線が正しいのだが、たまに違った一面も見せる必要がある。
今回の「うたコン」で、「Butterfly」を歌って、「ちょっと大人な歌を歌っても、なかなかイケるんだよ。」という、良い主張になっただろう。
そういった意味で、良いカバーだった。



3、manakaが可愛すぎたから。←(ここ重要)

manakaが可愛すぎることは、「違法ではないが、不適切だ。」

そんなわけで、manakaの、どんなところが、「違法ではないが、不適切」な可愛さなのか、解説したい。

次の矢印に注目して欲しい。
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緑の矢印は、髪の分け目から、おでこと眉毛が見え隠れしている。

こういう見え隠れしてるものに弱い。
バンとおでこ全開よりも、パッツンで全く見えないよりも、見えそうで見えないぐらいが、一番やばい。
そういった意味で、「違法ではないが、不適切だ。」

続いて、青の矢印は、毛先のハネだ。こういう、ヒラヒラしたもの、フワッとしたものに弱い。
ヘルメットみたいな固まった感じのボブよりも、毛先が遊んでるようなものがやばい。
そういった意味で、「違法ではないが、不適切だ。」

続いては、赤い矢印。
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この透け感がやばい。

ノースリーブで二の腕が、バンと全開よりも、こういう透けてる感じが一番やばい。
そういった意味で、「違法ではないが、不適切だ。」

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「く」の部分だ。
ここは、「はばたいて」のところから、1音だけ急に高くなる。
綺麗な音が出ていた。これはやばい。
そういった意味で、「違法ではないが、不適切だ。」

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ここも、私の好きな部分だ。
「たったひとつだけ」のところでは、人差指を立てていたmanakaの手が…

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manakaの手が胸元に…

「違法ではないが、不適切だ。」


はい、ここは、Wエンジンのチャンカワイさんの声で
  ↓
「惚れてまうやろ~!」

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