まずは結論から。
一貫した戦略がなく、やってることがちぐはぐで、ユーザーが混乱する状態。
これでは、先が思いやられる。
担当者を首にして、戦略をたてて運用すべき。
それでは、現時点で、それぞれのチャンネルがどういう状況になっているか解説する。
これは、主として国内向けで運用されている。
MVなどを公開するのが主目的。
欠点:動画によって、国ごとの視聴制限が異なる。
全てを国内向けにするか、全てを全世界向けにするか、はっきりさせた方が良い。
欠点:同じチャンネル内に、プレミアム向け(有料)と一般向け(無料)が混在している。
一般ユーザーはクリックするまで、プレミアムなのかどうなのかわからない。
プレミアムは、チャンネルを分けた方が良い。
欠点:楽曲によって、MVフルとshortが混在している。
このチャンネルを何のために利用するのか方針が定まっていない。
新規ファン獲得に利用するなら、全ての楽曲をMVフル公開が良い。(世界的な流れ)
収益を図るなら、無料はshortにして、有料はMVフルにする。この場合には、プレミアム向けかどうかを明記した方が良い。
2、LGMVEVO
海外向けチャンネル
動画は日本からは視聴できない。
公開されるのはMVのみ。
欠点:すでに1年以上放置されている。
海外のファンからは、通常の手段ではこのチャンネルしか視聴できない。(littlegleemonsterYTは動画によって制限がまちまちなので、海外のファンには認知度が極めて低い。)
したがって、このチャンネルを1年以上放置していたら、活動休止と思われてもしかたない。
担当者は即刻首にすべし。
欠点:他の海外アーティストと比べて動画の本数が雲泥の差
ペンタトニックスとかアリアナグランデとか、公式動画の本数を比べてみてほしい。
そりゃ、こんな状態ではリトグリは海外では第一線級にはなれない。
いまのところ、MV以外の動画
意外なことに、海外の視聴制限はかけられていない。
だが、日本語が堪能ではない人にとって、動画ならまだしも、日本語の音声だけの動画はハードルが高い。
まあ、そういった点でグローバル展開に向かないコンテンツだ。
海外向けにするなら、ノンバーバルコミュニケーション(言語以外の意思疎通)を主とすべき。
欠点:字幕が読みづらい
youtubeの自動生成字幕を入れるとこうなる。
↓
「リトグリのハモれでぃお EXTRA」って文字の上に、字幕が重なってしまい読みづらい。
欠点:チャンネルを分けたことでユーザーが分散する
分散したユーザーに対して、それぞれのアプローチで告知してMVに誘導して、そこから購買に結び付ける手間が分散した分だけ増える。
そんな手間暇かけるなら、一つのチャンネルに手数を集中させて、効率的にチャンネルを運営した方が、よほど良い。
ユーザーを一つのチャンネルに集中させた方が、他のアーティストの動画に逃げる確率が下がる。
新規ファンの獲得、収益化、いずれの場合でも、分散させない方が良い。
youtubeやSNSを利用して世界的なプロモーションを展開するための技術がないのは、しかたない面もある。
それならそれで、その分野のプロを起用すればよい。
LGMVEVOの放置は、明らかに担当者の怠慢。
他の業務で忙しくて時間がとれないなら、スタッフを増員すべき、これは責任者の怠慢。
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はっきりして欲しいですよね。