麻珠が、じっくりコトコトとろ~りコーンスープ。

この前も、飲んでなかったか?


麻珠は、朝、飲んだようだ。
温かいスープは、身体も温まるし、栄養補給もできる。

私は、ランチ時に、フランスパンを丸ごと買ってきて、事務所のテーブルで食べることがある。
いわゆるソフトフランスパンではなく、バリバリのハードなフランスパンを買ってくる。そして、私は食べ方が器用ではない。
「もぅ パン屑を散らかさないで!」と、女性スタッフからは、ひんしゅくを買っている。

そんな、フランスパンをがぶつく時には、こんな感じの、とろっとしたスープがいい。
フランスパンを食べるのに、程よい脂肪分だ。
缶スープを売ってるところは、ちょっと遠かったりするので、たいがいは粉末スープをお湯に溶かしてることが多い。
塩気の強いフランスパンだと、この手のスープはちと塩分が強すぎる。そこで、生クリームを追加したり、具を追加したり、いろいろだ。
逆に、ご飯を食べるときには、このスープの塩分がちょうどよい。
やっぱ、ご飯とか食パンとかに合うように調整してるんだろうね。

では、作ってみよう。
って、粉末をお湯に溶かして、以上ってわけにもいかない。
当ブログらしく、手間ひまをかけたレシピを公開しよう。

お客様を、もてなしたい時に、作るやりかただ。さすがに、自分で食べるときには、こんなにめんどくさいことはしないよ。
「どうして、こんなに美味しいコーンポタージュができるんですか?」と言われることがある。そんな時、私は、こう言う。「いやあ、良い食材が手に入ったんですよ。それだけのことです。」
どこの料理屋でもそうだが、料理人の謙遜を真に受けてはいけない。挙句の果てには、「料理は、やっぱり食材だね。」とグルメ気取りの人さえいる。
まあ、調理場が、アルバイトだけの店では、ほぼ食材で決まるが…


じっくりと手間ひまかけたコーンポタージュのレシピ


特徴 
コーンの美味さを引き出すために、徹底的に手間ひまをかけた引き算の美学。
ご飯には、合わない。フレンチのコースの中のメニュー。

材料(4人分)

コーン (収穫後4時間以内のトウモロコシが手に入るなら、その生トウモロコシを蒸したもの) そうでない場合は、はごろものコーン缶詰(ホール)190g×2 これは砂糖不使用なので、ちょうどよい。砂糖使ってるタイプの缶詰は、ちょっと甘すぎるんだよね。

塩 適量

白胡椒 適量

無塩バター 大2

生クリーム 大8 (常温にしておく)

作り方 (言っとくけど、かなり、めんどくさいよ。)

1、具にするコーンを別にしてとっておく。大さじ4~8ぐらい。コーン缶の汁は、後で使うので、とっておく。

2、残りのコーンの薄皮と中身を分けたい。そこで、ペティナイフでコーンの薄皮に、縦に切れ目を入れ、指で押して中身だけを取り出す。薄皮は処分する。一粒一粒、全部やる。

3、薄皮を剥いたコーンの中身を、すり鉢ですりつぶす。

4、すりつぶしたコーンと、コーン缶の汁を鍋に入れ、火にかけ、塩と白胡椒で味を調える。砂糖を使ってるタイプのコーン缶の場合には、コーンの汁を減らし、水で少し薄める必要あり。

5、具にするコーンをバター(大1)で炒める。

6、ポタージュの火を止め、生クリームの半量と、残りのバターを入れ、混ぜる。

7、ポタージュをそれぞれの器に盛りつけ、コーンのバター炒めを盛り付ける。
さらに、残りの生クリームを丸く流しいれる。


以上。


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