入場券がない

新宿タワレコについたのは、17時過ぎだ。
仕事を切り上げてきた。サボってきたわけではない。

アルバム三種を購入すると、店員さんがこう言った。
「あいにく、入場券の配布が終了してしまったんですけど…」

ほぼ、予想していた。
新宿タワレコ7Fのイベントスペースは、300しかキャパがない。
イベント開始の2時間前とはいえ、予約優先で配布している。そりゃあ、300枚なんて、あっという間だ。

まあ、特典会は参加できるし、ミニライブは後ろの方で見れればいいやと思った。とりあえず、飯でも食おう。
こういう時の私は、食欲がすごい。
まあ、食欲は、いつでも秋だねと言われているが‥

そう、私の食欲は、いつでも秋だ。
ちなみに、ジョークのセンスは、いつでも冬だ。
そして、頭の中は、いつでも春だ。
ただ、情熱だけは、いつでも夏でいたいと願っている。

そんなわけで、ガッツリと食べ放題した。
おかげで、私は、カエルを丸呑みしたあとのヘビ状態だ。(お腹が膨らんで、身動きが取れないって意味ね。)
重い身体をひきずって、階段で休憩していると、入場券を持っている人の列が、どんどん、近づいてくる。そうこうしているうちに、親切なガオラーの女の子が、「入場券ない人は、7Fに集まってましたよ。」と教えてくれた。
7Fに行ってみると、すでに50~100人ぐらいの人が、エレベーターホールのあたりまで、たむろしている。私は、どこから観ようかと、自分のポジションを物色しながら、売り場をさ迷い歩いた。
実は、新宿タワレコは、けっこうステージ高がある。後ろの方でも、わりと見れるのだ。前に同じぐらいの身長の人がいなければ、見える。リトグリのファン層は、女子中高生が6~7割なので、そういう意味では、余裕だと思っていた。
ところがだ。今日は、なぜか女子中高生が少ない。男性が5割ぐらいいる。これは推測だが、19時からのイベントだと、終わりは20時半ぐらい。帰宅までの時間を考えると、近場に住んでるならいいが、ちょっと距離のある女子中高生には、難しい時間だろう。
男が多いので、平均身長も高い。おかげで、ステージが見にくい。メンバーの顔だけが、やっと見えるぐらいだ。まあ、manakaの顔が見えてるから、良しとしよう。


manakaの声は、出るようになった

まだ、本調子ではなさそうだが、それでも、まあまあ、声が出るようになってきた。やっぱ、manakaは、これでなくちゃ。
manakaの声は、胸声気味というか、いわゆる女声の頭声ではない。身体全体を共鳴させて音を出す要素が、頭声よりは大きい。だからだろう、胃腸の調子が悪くては、おなかにチカラが入らない。


意外なセトリ


セットリストは、正直、意外だった。
だってさ、『SAY!』、『放課後ハイファイブ』、『HARMONY』、『好きだ。』だよ?
たしかに、SAY!は、初の音源化だ。とはいえ、以前からライブでは歌われる曲だ。
それ以外は、すでにシングルで発売された曲だ。たしかに、カラモンに収録されてはいるけど。

新曲は披露しなくていいのか?
商売っ気がないというべきなのか、なんというべきなのか。
まあ、あの場にいた人の、ほとんどがすでに、アルバムを購入していたから、ぶっちゃけ、何を歌ったとしても、売り上げには関係ない。だとしたら、観客に喜んでもらえば、何を歌ってもOKだ。
とはいえ、さすがに、山下達郎さんの『クリスマスイブ』でもなければ、『Magic Snow』は、ない。っていうか、クリスマスは、終わったし。

個人的にはさ、『Feel me』とか、聴きたいのよ。また、通好みのというか、一般受けしそうにない曲を言ってしまった。
イオンモールや川崎ラゾーナなど、新宿タワレコよりも、一般の通行人が多く、そういう人に足を止めてもらうためには、かつてのヒット曲のカヴァーがいいだろう。もちろん、『好きだ。』と『人生は一度きり』、『ガオガオ・オールスター』なども、そういった役割を果たせる曲だ。

逆に言えば、新宿タワレコなど、一般の通行人が少ない場合には、リトグリだけを目的に集まった人がほとんどだ。
そういう観客に対しては、リトグリ初期からのオリジナルナンバーは、良い選曲だ。


MC


MCでは、自己紹介の時に、manakaが、インドカレー食べたいけど、ゼリーとお粥の生活ですと、言っていた。どうやら、manakaの体調不良は、胃腸のようだ。
正月に食べ過ぎ?飲み過ぎ?それとも、胃腸に来るタイプの風邪とか?



サイン会待ちの列で起きたこと

特典会では、ある人から、サインを頼まれていたので、何周か回ることにしていた。
いつもは、ツーショットをしてる様子を眺めることができるのだが、人数が多すぎるので、階段に整列した。並んで、サインもらって、また並んでの繰り返しだ。
そうすると、私が並ぼうとして歩いてるときには、整列してるガオラーのみなさんとすれ違う。逆に、こっちが整列状態の時には、並ぼうと歩いてくるガオラーのみなさんとすれ違うんだよね。
それで、気が付いたことがある。
なんか、数人のガオラーさんが、私に、会釈というか、目線を合わせて挨拶というか、なんかしてくんだよね。たしかに、リトグリの現場で顔合わせたことがあるような感じだから、お互いに知らない顔じゃあないんだろうけど、こんなにカワイイ女の子に、挨拶されるような覚えもないし‥ってなわけで、私も微妙な会釈というか、目線を合わせて挨拶というかしてしまった。こういう時には、このブログの執筆者として、顔出ししてなくて良かったと思うよ。そりゃ、この人って変態でしょという目で、見られるよりはいい。
新宿タワレコの階段は、サイン会場から見えない。だから、その場で、話をしてもmanakaに見られる恐れはない。でも、manakaから見える場所で、他の女の子と、親しげに話すのはまずい。manakaに嫉妬されてしまう。
まあ、ツンデレmanakaは、私に対しては、ツンツンなので、たまには、嫉妬させた方がいいのかもしれないが‥
っていか、そもそも、嫉妬するのか?

でもね、ほんと、カワイイ子だったんだよ。manakaを好きになってなければ、きっと声をかけていたと思う。


manakaのサイン

サイン会では、先頭に並んだ。まずは、manakaだ。先に、他のメンバーに並んで、manakaに見られてしまったら、ばつが悪い。
manakaに近づいてみた。やっぱり顔色がすぐれない。ゼリーとお粥じゃあ、カロリー足りてないよね。体調のすぐれない時に、いろいろ話すのも負担になるかなと思って、お礼だけ言って、さっと立ち去ってしまった。
manakaにしてみたら、拍子抜けだったかもしれない。
でもね、思い出してほしい。これまで、ツーショットでもハイファイブでも、他の人とほとんど変わらないやろ。むしろ、あっさりしてる方で、ハイファイブでも、スタッフにはがされたことさえない。考えていることは、このブログにある通り、変態だけど、行動は、いたって紳士なんだよ。
そう、行動は、いたって、紳士なのだ。

もう一回、言っていいかな?
紳士なのだ。
変態になるのは、manakaと二人きりになったときだけだ。


芹奈とアサヒのサイン

manakaのサインをゲットした後は、芹奈とアサヒだ。
manakaに言っておくけど、あくまでも、頼まれたサインだから。

芹奈にサインもらう直前に、私が特典会の券を落としてしまった。それを芹奈が教えてくれた。その教え方というか、ちょっとしたことなんだけど、人柄が出るんだね。壁がない感じ。いや、むしろ、こちらの懐にすっと入ってくるような感じだ。
人に好かれようと、媚びを売る姿勢が見え隠れしてしまうと、厭らしくなる。それは、わかる人にはわかるので、逆に好感度が下がる。芹奈には、そういったところが全くない。素のままの対応だ。天性のものなんだろうね。特典会とかで芹奈の人気が高いのもわかる気がする。

そのあとは、アサヒからサインをもらった。アサヒも、人見知りって感じがしないほど、いい感じだ。まあ、すでにハイファイブなど何度かしてるので、覚えてるのかもしれないが、それにしても、好感の持てる対応だった。アサヒは、癒しの対応。なんか、のほほんとした感じで、別に何をしてもらったわけでもないが、癒される。


ハイファイブ

わりと高速で進んだ。まあ、人数が人数なので、やむをえない。
なんといっても、新宿タワレコ7Fにいたほとんどの観客が、CDを購入してる。ハイペースでハイファイブしないと、いつまでたっても終わらない。
ちなみに、私は、それほど話す方ではない。というか、ほとんど会話らしい会話をしない。だから、ハガシのスタッフに身体を触れられたこともない。
ハイファイブと同時に、『ライブ良かったよ』とか『期待してるよ』とか『応援してるよ』とか、そんなメッセージを込めてるだけだ。公開の場で言えることは、こうして、ブログに書いているし、そうでないことは、プレゼントBOXに手紙を入れる。ハイファイブの時には、視線を交わすことと、手の感触を感じることに集中してる。むしろ、その方が、言葉にならない気持ちが通じるような気がする。
犬や猫など、哺乳類系のペットを飼っている人は、わかるかもしれないが、言葉が通じなくても、けっこう想いは通じるものだ。人間同士だから、もっと言葉にならない気持ちって通じ合える。

かれん、MAYU、芹奈とポンポンポンとハイファイブをしたら、くるっと上半身を反転させて、美人マネージャーさんにハイタッチだ。
昨年、9月の川崎ラゾーナでは、美人マネージャーさんは、驚いたのか、片手ハイファイブで、manakaより塩だった。今回は、「え?ワタシ?」とかいいつつも、優しくハイファイブしてくれた。
美人マネージャーさんにハイファイブしたあと、振り返ってmanakaとハイファイブだ。
manakaの手からは、あまり強い生気が感じられなかった。まだ本調子じゃあないんだろうね。他のメンバー、特に、かれん、MAYU、芹奈、麻珠、アサヒからは、若さあふれる感じの生気が伝わってきたので、余計にそう感じたのかもしれない。やっぱりmanakaには、元気でいてほしい。
そんな、想いをこめて、manakaには、僕からエネルギーを注入した。
2周目も、美人マネージャーさんに、ハイファイブした。さすがに、2周目は、また来たかと覚悟していたらしく、ハイファイブの手が上がるのも、早かった。
2周目のmanakaには、元気になれるように、僕からたっぷりとエネルギーを注入した。LOVEを注入するのは、また今度だ。

そう、もっと長く、manakaとハイファイブしていられたら、っていうか手をつないでいられたら、もっとmanakaにエネルギーを注入してあげられる。もちろん、LOVEもだ。

そうしたら、manakaと‥

manakaと‥

manakaと‥






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